きのこ狩り きのこ狩り きのこ狩り

ハルシメジ(シメジモドキ)

ハルシメジ.jpg  ハルシメジ2.JPG 
ハルシメジ(食)   (画像クリックで大きくなります)

2016年4月4日。我が家の前の公園ではウグイスが鳴き桜が満開。

伊豆の渓では野生のシイタケキクラゲが出ている頃だ。

ハルシメジの出るのはあと一月くらいたってかな〜。待ち遠しいな〜。

ここ数年行っていないが、青梅方面のハルシメジはもう見られないかも知れない。

何年か前にここの一帯の梅林は何とかという病気になり梅の木はすべて伐採されてしまった。

生産者の方はさぞかし無念でお気の毒だった事と思います。

話は変わり、あれは30年以上前、今のお師匠さんに誘われて青梅の先まで釣りに出かけた時の事だった。
(当時私は餌釣り、お師匠さんはフライフィッシング)

夕方近くが良いとの事で昼過ぎに家を出発。(今で言うイブニング)

梅林を過ぎ中学校に通じる橋のたもとに車を止めて、いそいそと仕度をしている時だった。

何気なく足元を見ると毒キノコ?みたいのが沢山生えている。
(これがハルシメジだったとは翌年に知りました)

私が仕度を終えて川辺に立つた時には、お師匠さんのロッドがグングンと物凄く曲がっているのが見えた。

私は石ころ伝いに駆け寄る、まだ格闘中。暫くして鮭みたいな大ヤマメを釣り上げた。

お師匠さんの手が震えているのが分かる。私もこんなの見たこともなく大興奮。

メジャーで計ると38センチもあった。今でも剥製で飾ってあるそうです。

私がフライフィッシングにのめりこんだのはこの日からだった。

今思うと、フライフィッシングで色々な渓を渡りあるかなかったら、色んなキノコたちにも廻り逢わなかったかったかも知れないですね。


時期
  4〜5月頃
場所
  リンゴ、ナシ、モモなどバラ科の樹下に発生。
特徴
  傘は径5〜8p、ネズミ色で暗色の繊維紋がある。ひだはやや疎、
  白色のち肉色
  
  柄は長さ4〜8p、白〜帯灰色、繊維状。
  肉は白色で粉臭がある。
  
料理
  肉質はかたく締り、柄の歯切れはすこぶる良い。
  わずかに粉臭があるので、ごま油やベーコンなどを使って料理する
  と良い。

  きのこの少ない春先に貴重な存在だが、生食すると中毒するので
  要注意。

参照:山渓カラー名鑑「日本のきのこ」



ハルシメジ1.jpg

愛妻が好きだったハルシメジのパスタ。







































サンゴハリタケ

サンゴハリタケ サンゴハリタケ サンゴハリタケ サンゴハリタケ(食)

今から数十年前、当時の私は北アルプス完全走破に向けて燃えていた。

確かこの時は高瀬ダム(当時は基礎工事中)上の濁り沢から日本3大屈指の急坂。

ブナ立尾根を登り詰めて烏帽子岳ー三ッ岳ー野口五郎岳ー鷲羽岳ー三俣山荘ーから秘湯中の秘湯、湯俣温泉晴嵐荘へと5泊6日の道程だった。

今思うと色々な事があった縦走だった。

当時の山地図に記載されている、ダム工事現場上の支流である濁沢は唯一の給水場だが、ここの水は口に含むと口の中がピリピリしてとてもじゃないが飲めない。

仕方がないのでリュックにあるプリンスメロン1個を頼りに登り始めた。
ゼイゼイハアハアしながら登る。途中四つん這いに登ったりしての本当に急な尾根だった。

このような状態で6時間かけてやっと烏帽子小屋にたどり着く。

烏帽子岳の頂上では生まれて初めてブロッケン現象をみた。雲海に映る虹、その真ん中に私の影が虹に囲まれて映る。とても幻想的で荘厳だった。

翌日、水晶小屋を過ぎてワリモ北分岐付近では濃霧の中を方向違いに下って雲の平に出てしまった。ところがとても素晴らしい景色だったのでキャンプ場の穴掘りなどを手伝いをしながら二泊してしまった。

ここから鷲羽岳経て三俣山荘だったかな?ここより伊藤新道(現在廃道)を使っての下山。
これが、「新」がつくから新しい登山道と思っていたらとんでもない。

湯俣川の吊り橋は朽ち折れ壊れ、残った上下のワイヤー2本だけにに掴まり、冷や汗をかきながら渓を渡る。
渓は3〜40メートル下だから落ちたら命はない。こんな吊り橋が3か所だったと記憶に残っている。

やっとの思いで湯俣温泉、晴嵐荘にたどり着く。(朝8時前に出発したのだが暗くなりかけていた)

誰もいない露天風呂に入って気持ちが良い。大きく伸びをして頭を岩につけようとしたが後頭部の辺りが変だ?うす暗い裸電球の下でよく見ると蛇の上に頭をのせてしまったのだ。

夜になると暖かい温泉のそばに集まってくるそうだ。道理で小屋の人がニヤニヤしていた訳だとこの時に気が付いた。

翌日は東電の方と一緒に現在の高瀬ダム付近まで歩く。
ここから東電の方のジープに乗せていただいて大町まで帰ってきた。

信号で止まった時に何気なく右上腕を触ると赤い小豆くらいの疣ができている。
アレ?なんだろう?よく見るとかすかに動く。

東電の方が私の様子に気が付いて「あっ触っちゃだめだよ!と言いながら煙草の煙を吹きかける。

こそこそと言った感じで虫みたいのが出てきて腕には1ミリほどの穴が出血も痛くも痒くもなく開いていた。
直ぐに薬局店まで行ってもらい消毒をしてもらって駅まで送っていただきました。

あの時の東電の方有難うございました。

前置きが大分長くなってしまいました。

話は前に戻ってサンゴハリタケを初めて見たのは、先ほどのブナ立て尾根を登り始めて間もなくだった。
苔むしたブナの木に白く妙なのがポコポコ張り付く感じでついていたのだ。

「へぇ〜妙なキノコ?があるもんだね〜」
この時はそんな感じだけで終わっていた。

尾瀬ではこれに似たヤマブシタケを見た。当時は採取やキノコの写真に興味がなったので、あああ〜あの時に見たのに似ているな〜くらいしか感じていなかった。

本格的にキノコを採取するようになってから図鑑などを買って眺めていると、これだこれだあの時のキノコだ。そんな記憶がよみがえってきたキノコなのです。

時期
  9〜10月
場所
  ブナ、ミズナラなどの切り株、倒木に生える
特徴
  きのこ全体が白色で幹にへばりつくように生え、枝分かれした柄は針状に垂れ下がって、一種独特な形を  している。直径は10〜25pで、老成すると淡黄褐色に変わる。めったにお目にかかれない珍菌。
料理
  風味に少しの癖もないので、あっさりした味付けで楽しむ。和風、洋風くふう次第で色々な料理に使え   る。


参照 
小学館フィールドガイド10 きのこ 菅原光次 著


 
※ 私は一度軽く茹でてからポン酢和え、お吸い物、中華スープ仕立てでいただきました。
  上品な味、香りと舌触りで結構いけました。








チチアワタケ(食 要注意)

チチアワタケ(食、注意)
チチアワタケ2.JPG クギタケとチチアワタケ.JPG
チチアワタケ(食、注意    (画像クリックで大きく)

禁漁まじか、千曲川上流部でイワナ釣り。

満足のいった釣果だった。

時間も時間だし林道に出ようと、藪漕ぎして少し開けた松林に出た。

鹿などの獣避けなのか、電気の通った鉄線が張り巡らされていて目の前の林道に出るに出られない。

仕方なく鉄線に触れないように鉄線に沿って小枝などを払いながら歩く。

まるで動物園の柵の中にいる猿のようだ。結局、渓に降りて釣り上がった所を逆戻りして車に戻った。

草叢に茣蓙を広げてヨッコイショと座ったら目の前にチョコンとキノコが二つ並んでいた。

ヌメリイグチかな?と思ったが、似ているチチアワタケだった。

このキノコは傘裏のスポンジ状の部分を食べると、お腹を壊すらしい。

だから、スポンジの部分を毟り取って調理をするらしい。

なんて思い浮かべながら着替えを済ませて帰路に着いた。

その後、違う場所に沢山出ていたので、お酒の摘みにと幼菌を選んで持ち帰った。

当時、オカアチャンは私が釣りに行って採って来たキノコは絶対に食べなかった。

自分がキノコ採りにはまってから、このキノコを見つけては「ヌメリイグチ見っけ〜」
などと言いながらながら沢山採取していた。

「ちょっと違うのにな〜」
  
ヌメリイグチとの違い:チチアワタケは傘裏から乳を分泌し柄にはツバが無い


そんなオカアチャンは食道癌と戦い抜いて3年。今はもういない。

時期
  6〜9月。

特徴
  松林の地上に群生する。傘の直径4〜10cm、表面は栗色から黄土
  色で湿ると粘性をます。

  柄の長さ4〜5cmほどで黄白色、細かい粒点がある。

  管孔は淡黄色で黄白色の乳液を分泌する。

料理
  若いうちは癖がなく煮付けや炒め物に。

  人により下痢を起こす、要注意。

参照 
フィールド・ガイド きのこ 菅原光二 著







ツガタケ(食)(ニセマンジュウガサ?)

ツガタケ 1.JPG ツガタケ2.JPG ツガタケ.JPG
ツガタケ(食) (画像クリックで大きく)
私の持ってる図鑑にはツガタケ言われるキノコは何処のページを開いても記載されていない。

ただ、これだろうと思うのは「山渓カラー名鑑:日本のきのこ」P248に、ニセマンジュウガサと出ている。
確信は無いけれどこれかな?

チョット似ている画像↓
ツガタケ3.JPG
数年前の話になりますが、釣り上がった帰りにシラベ(シラビソ)の森に迷い込んでしまった事があった。

そこで、初めてこのキノコに出会った。(画像左上)

一瞬、傘の下にくもの巣?カビ?とも思いながら画像に収めました。

その後、ポツリポツリと生えているのだが、ほとんどこの状態。何か病気にでも侵されているのかな〜。なんて思ってしまった。

それから数年。今度はいつも行く山で同じキノコを見つけた。数本ビニールに包んで籠の中に収めて持ち帰り、途中のキノコやさんで見てもらいました。

確か、なんとかまんじゅう??で食べられるよと言っていた。(忙しそうだったので聞き返すことが出来なかった)
家に帰ってから5分ほど茹でて、ダイコンおろしで食べてみた。ありゃ、いけるじゃないですか。

それからは、ほんのりの香りと口当たり良しで好きなキノコの一員に入りました。

時期
  秋
場所
  針葉樹林または広葉樹林内に発生
特徴
  傘は径5〜10センチ。まんじゅう形から平らに開く。表面は淡黄土色、初め白色絹糸状の被膜におおわ
  れるが、のち消失して平滑となる。
  ひだは白〜にっけい色、蜜。
  柄は長さ5〜10センチ、基部は塊茎状にふくらみ、白色のち黄土色〜黄土褐色を帯びる。
参照:山渓カラー名鑑「日本のきのこ」(ニセマンジュウガサ)


料理:炊き込みご飯がよろしいようです。


  













ハンノキイグチ

ハンノキイグチ.JPG  ハンノキイグチ傘裏.JPG(傘裏)
(画像クリックで大きく)
ハンノキイグチ(食)

私個人として、見た目で損をしているキノコだと思います。

と言うのも、5〜6年前にD山に初めて行ったキノコ狩の帰りに、
地元のお土産やさん?に立ち寄りました。

その時に、このハンノキイグチが一皿籠に1000円だったかな?
くらいで店頭に並んでありました。
初めてみました。

この時の印象は、なんだかまずそうなキノコにしか見えなかったのです。
(ゴメンナサイ、あくまでも私個人の感想です)

でも、それとなく名前、傘の表裏、茎の感じなどをしっかり見てメモをとっておきました。

帰ってから早速3冊の図鑑で調べました。
(この頃は必死でキノコの事を解ろうとしていた。勿論、今もですが)

全て(食)....。ある図鑑では、あまり歯ごたえはないが.....舌ざわり、においがよくと記載してありました。
(これは記憶にとどめておくべきだった)


次の年.....見当たらない、と言うか....まったく存在感なしでした。
(意識すらなくなってた)

そして、昨年までは気にもとめないまんまでいました。

でも、今年はなんだかやけに目立っていたので、試食のつもりで10本ほど採取して持ち帰りました。

例の通り、湯がいて醤油でいただいてみました。

幼菌だったためか、歯ごたえは良かった....。

舌ざわり申し分なし、においと言うか、香りはなんかに似た香り.....。
(なんだったか?)

人により違うのかな?

結果、いけました。


地方名
   今のところ?????。

時期
 秋

場所
  林内のハンノキ属の樹下に発生。

特徴
  傘は5〜12,5cm、表面は湿っているとき粘性があり、
  褐色〜黄褐色で多少綿毛状。

  管孔は柄に長く垂生し、黄色のち黄褐色~帯オリーブ褐色。

  孔口は大体放射方向に並び、管孔と同色。傷つくと青変する。

  柄は4〜7,5cm×10〜15cm、表面は傘と同色またはやや暗色で、
  時に下半部が赤みを帯びる。

  肉は淡黄色、切断すると管孔の上部及び柄の上部でやや青変
  する。


 料理
    傘は多少やわらかく、あまり歯ごたえはないが、わずかにぬめり
    があり、舌ざわりがよいにおいがよく、油を使った汁物に合う。

参照 山渓カラー名鑑 「日本のきのこ」


















オオツガタケ

オオツガタケ 1.JPG オオツガタケ.JPG オオツガタケ 2.JPG オオツガタケ.JPG (画像クリックで大きく)
オオツガタケ(食)

20数年前、禁漁まじかの長野の渓に釣りに行った。

イワナは小さいのしか釣れなかったし、釣り人が先行していたので一旦退渓して地図とニラメッコ。

結局、峠を越えた向こうの渓に行ってみる事にした。
ところがこの峠は物凄い悪路。

そんな事知らないで入り込んだ乗用車がスタックしていた。

当時は旧式のパジェロに乗っていたものですから、ワイヤーロープをかけて援護。

少し行くとマウンテンバイクが横転。

急勾配なうえに急カーブ、凸凹、尖った石の連続で峠を越えるまで随分時間が長く感じた。

峠を越えてから、少しは楽な運転になった。少し走った辺りで休憩。

コメツガなどの針葉樹林帯で、なんだか良さそうなキノコが生えていそうなそうな雰囲気。
確かに色々生えていました。

当時は低山のキノコしか知らない私。(ジゴボウくらいしか知らなかった)

ジゴボウ(ハナイグチ)を酒の摘みにと思い採取していると、ポッコンポッコンと旨そうなしっかりした大きなキノコが生えていた。

幼菌二つと成菌一つを持ち帰り、次の日に図書館に行って図鑑で調べたら「オオツガタケ食」と判明。

その晩に、焼いて酢橘をつけて恐る恐る食べてみました。
「イケル、イケル、グーだぜ!」

今はアスファルト林道になり、この場所もすっかり様変わりしてしまったようです。
でも、機会があったらまた行ってみたいな。


地方名
   サマツ、ホンツガタケ

時期
  8〜9月

場所
  ツガ、コメツガなどの針葉樹林内の地上に生える。

特徴
  傘の直径5〜10cm、表面は狐色で湿気を帯びると粘性がます。

  柄は白色で綿毛のような膜におおわれ、ささくれ状、長さ7〜15cm。

料理
  風味に少しの癖もなく、1級の食菌。
  洋風、和風料理にはば広く利用できる。

  (私的には、ホイルの包み焼きにして、ポン酢か酢橘で一杯がいい
  な)
参照 小学館 フィールドガイド きのこ 菅原光二 著









アカヤマドリ

アカヤマドリ.JPG アカヤマドリ幼菌.JPG 
(画像クリックで大きく)
アカヤマドリ(食)

そうですね〜。
このキノコを最初に見たときはデカくて、良く目立って印象のあるキノコだな〜と思いました。

ヤマメ釣りを終えて、藪こぎしながらもう少しで林道。ちょいと開けた場所の大岩に腰掛て一休み。
足をブラブラさせていると、下の方にオレンジ色の傘のキノコが見える。

なんだ????。小枝に捉まりながら下に下りてみると、直径20cmはありそうな大きなキノコ。
この時は食べられるキノコとは思ってもいませんでした。

それから数年が過ぎ、やはり釣りの帰りに山菜やキノコなどを売っているお店に寄りました。
あの時と同じキノコがデ〜ンと店頭においてありました。アカヤマドリと書いてあった。

へ〜、食べられるんだね〜っとこの時初めてしりました。

それから数年後に上の画像付近で見つけて採取。

持ち帰って、塩コショウ、バター炒めで食べてみました。
甘みと癖が少々あり、味、食感も良しだったけれどオレンジのヌルが少し気になった。

上の画像は前回のヤマドリタケモドキを見つけた後、車の直ぐそばに出ていました。やはり大きくて良く目立ちましたよ。


地方名
   オイランキノコ、アンパン、オニハチス、ロッピャクメ。

時期
  7〜9月

場所
  広葉樹林の地上に生える。

特徴
  傘の直径10〜25cm、表面は幼菌時は橙褐色から蜜柑色でしわが
  あり成長すると割れて黄色い肉が現れる。

  柄は黄色で太くかたく、長さ5〜15cm、橙色の細かい点々が蜜につ
  く。
  (傷をつけると、まれにごく弱く淡紅色を帯びる)

料理
  香りに癖があるが肉質も良く、こくのあるだしが出るので、若いキノコ
  を選んでスライスし、炒め物や甘辛の煮付け、軽く湯がいてから鍋物
  など。

参照 フィールド、ガイド10 きのこ 菅原光二 著










ヤマドリタケモドキ

ヤマドリタケモドキ1.JPG  ヤマドリタケモドキ傘裏と柄.JPG
(画像クリックで大きく)
ヤマドリタケモドキ(食)

7月14日、東京都と山梨県の県境付近の渓にアマゴとイワナ狙い。

渓流沿いの林道を快適に走り、小さな峠に差し掛かる。

赤松と楢などの雑木が続き、数年前の今頃にこの付近でアカヤマドリの大きな老菌を見つけたことがあった。

ヒョットしたら出ているかな?と思い車を降りて山道を15分程歩いてみました。(目的はキノコではなくて釣りなのでチョット様子見)

なんだか分からないキノコが集団で生えていたり、大きなナラタケの老菌があったりしただけだったので別ルートで車まで引き返し始める。

トットト、砂利道の端に見たことのあるキノコ。
しかも私の好きなキノコ、ヤマドリタケモドキ。

前回のはヤマドリタケだが、こちらはモドキがつく。

西洋ではボルチーニと言われて、もっとも好まれているキノコのようですが最近違う事が分かり、名前が変更されたようです。

スライスして良く乾燥せると独特の香りが出ます。


地方名
   アンパン、ブナヤマドリ、テング、フスマジコウ

時期
  7月〜10月。

場所
  ブナ、ミズナラなどの広葉樹林の地上に生える。

特徴
  傘の直径8〜15cm、時には20cm以上になる。

  表面は黄褐色から黄土色、湿気を帯びると僅かに粘性が出る。

  柄の長さは10〜18cm淡灰褐色で表面には網目の模様がみら
  れる。
 
料理
  風味に癖が無く和風、洋風、中華風と工夫次第でいろいろ使える。

  私的にはヤッパリパスタの具がいいかな?


  
参照 フィールドガイド きのこ 菅原光二 著
  



ヤマドリタケ

ヤマドリタケ.JPG ヤマドリタケ 3.JPG ヤマドリタケ.JPG ヤマドリタケ.JPG
(画像クリックで大きく)
ヤマドリタケ(食)

未知の森に一人で分け入る。
コメツガやトウヒと石楠花の入り混じる森は静かだ。

根元には緑の苔の絨毯が何処までも続く。
キノコを探しに分け入ったのだが、何も生えていない。

でも、なんとなく気持ちが良いのでプラプラ歩く。

暫くして、「ホホウあったあった」ツガタケがヒョッコリ、ヒョッコリと頭を出している。
7〜8本採取して、またプラプラ歩く。

上から苔の絨毯を見下ろすと、緑の中に赤っぽい傘のキノコ????

ヒョットして...ヤマドリタケかな?なんて思いながら近寄ってみたら、ヤッパリそうだった。
傘の半開きのと蕾んでいるのが、仲の良い兄弟のようだった。

付近を探して4本ほど追加。

このキノコはスライスして乾燥、調理すると独特の香りとほんのりの甘みがあり、旨いきのこなのだ。

ヨーロッパではボルチーニとかセップなんて言われて最高級キノコらしい。
私、個人的にはソテーとかパスタの具にすると良いように思います。
ボルチーニパスタ.JPG



地方名
   ???????一応調べてみたのですが....。
   見当たりませんでした。

時期
   夏〜秋

場所
   トウヒなどの針葉樹林地上に群生。

特徴
   大型。傘は半球形から饅頭型そして平らに開く。
   縁は幅の狭い薄膜状で白色に縁取られる。

   表面は橙褐色〜帯黄褐色。
   若い時期から湿時に粘性があり、平滑。

   管孔は直生〜上生し黄白色〜淡黄褐色。
   成熟するとオリーブ色。

  孔口は初め白色の菌糸でふさがれ、のち管孔と同色。
   円形で小型。柄は下方が太く、中実。

   表面はカサより淡色〜淡黄土褐色〜肌色。
   上部ほど明瞭な網目模様に覆われる。

   肉は白色で変色性はなく、無味。
   乾燥すると独特の香りがある。


参照 文一総合出版 ポケット図鑑 日本のきのこ262 柳沢まさよし
  

キタマゴタケ

キタマゴタケ.JPG  キタマゴタケ 1.JPG
(画像クリックで大きくなります)
キタマゴタケ(食)

キノコ狩の大好き家族。

昨年は私一人でのキノコ狩が殆どで、家族皆から白い目で見られていました。

せっかく採ってきたマツタケも食べようとしてくれなかった。

オカアチャンのリハビリを兼ねて皆で近くの都立公園へ行きました。
(ここなら何かキノコが出ているのではないか?ヒョットしたらオカアチャンや皆のご機嫌が....知れないなんて思ってね)

まだ歩けない孫をバギーに乗せながらの森林浴。

皆の目は散策道の両脇をキョロキョロ。
知らない人が見たら、何か大事な物でも落として探してるのかな?なんてきっと思うでしょうね。

歩き始めて直ぐに、嫁さんがバギーを押しながらキノコを見つける。
多分ですが、モエギアミアシイグチ(毒) <span style=ではないかな?

先を歩いていた長男「なんだか黄色いキノコが一杯あるよ〜」の声がする。
行って見ると
ニガクリタケ(毒)だった。

坂を下ると小さな草原、ここにはムジナタケが数本とノウタケが生えていた。
両方とも食べられると言うけれど、食べる気がしないねなんて言いながら歩く。

今度は緩い登り坂、私がバギーを押す。乗っている孫はスヤスヤとおねんね。

先に坂を登り終えた長男の声。
「父〜さん〜!タマゴタケだと思うのだけれど、ここのは黄色いよ〜」

「エ〜!猛毒のタマゴテングタケじゃないのか〜?待ってろ〜」バギーを押しながら登りきると.....。
「あらま、ほんとだ!コリャ〜キタマゴタケだよ」
久しぶりに見たキタマゴタケでした。



時期
  夏〜秋

場所
  林内の地上に発生。

特徴
  中〜大型
  タマゴタケの亜種で形態的にはまったく同じであるが、色が異なる。

  傘は橙黄色〜黄土色で周辺部は黄色。

  柄は黄色の地に橙色のだんだら模様があるが、タマゴタケより橙色
  が少ない。

料理
  タマゴタケと同様
  (個人的には煮込みうどんに入れて食べるのが好きだな)

参照 
山渓フィールドブックス10 きのこ 本郷次雄 /監修.解説


注意:このキタマゴタケに似た猛毒きのこのタマゴタケモドキやタマゴテングタケなどがあります。

はっきりと同定できないのは絶対に食べないで下さい

























マツタケモドキ

マツタケモドキ.JPG マツタケモドキ2.JPG マツタケモドキ 1.JPG  (画像クリックで大きく)
マツタケモドキ(食)

正直、一昨年まで名前は知っていたのですが、現物を見たことが有りませんでした。

ソロソロ切り上げて皆で車に戻ろうと、登山道を歩いて戻りかけた時に、「パパ!チョット待って〜」とオカアチャンの声。

皆で待っていると、ニコニコしながらオカアチャンがやってきました。
腰籠から、大事そうにキノコを取り出して「ホラ、皆みて〜ジャジャジャジャン〜」

「おお〜!マツタケ」「アッ!まつたけだ〜」「やったね〜」と皆が騒ぎます。

でも、なんか変?  マツタケにしてはチョット赤みが強く感じられ、匂いをかいでもマツタケの匂いがない。

ひょっとして、バカマツタケじゃないかな?(この時はマツタケモドキとバカマツタケの違いすら知りませんでした)

「そう、でも、マツタケと名前が付くからいいじゃん〜」「今度は本物を見つけるわ」
そんなオカアチャンでしたが、昨年7月に食道癌の手術をしたのでキノコ採りには行けませんでした。

そんな訳で、昨年は一人でのキノコ狩が多く、初めての場所に何度か入って本物のマツタケを数本見つけたりしていました。

そして、11月初めの最終日。

やはり初めて分け入る赤松樹林帯。

チャナメツムタケ、キシメジ、 クロドンビン(クロカワ)など終わりを告げるように老菌に近い物ばかりでした。

今期のキノコ採りはオシマイと道路に出ようとした時に、???マッちゃん????この時期に???「やった最後にまた見つけた!」と小枝を払い分け、ワクワクしながら寄ってみると残念でした〜。マツタケモドキでした。

なんだか疲れがどっと出た感じでした。

尚、オカアチャンの見つけたマツタケモドキはホイル焼きにしていただきました。
食感はマツタケに似ていましたが、香りと風味が殆どありませんでした。

2〜3日放っておくと香りが出てくると聞いた事があるのですが、マツタケの香りなんでしょうかね。今度見つけたら試してみます。



地方名
   サマツタケ、オバマツタケ、マツタケノオバサン

時期
  9月上〜11月上

場所
  アカマツやクロマツ林内の地上に地上に群生する。

特徴  
  傘の直径4〜8センチ。

  表面は繊維状でささくれていて濃褐色。

  柄も同色で長さ3〜8センチ、綿毛状のつばがあり、根元は細い。

  ひだは白いが成育するにつれて褐色のしみを生ずる。

     
       
参照:フィールドガイド きのこ 菅原光二 著





キノボリイグチ

キノボリイグチ.JPG キノボリイグチ2.JPGキノボリイグチ 3.JPG キノボリイグチ 4.JPG
(画像クリックで大きく)
キノボリイグチ(食) 

もう何年も前のことです。

釣り上がりの予定が早すぎたので、いつも休憩する脇にある小沢を覗きに分け入った。
こんな小さい沢は岩魚の種沢として残しておきたいもの。

そんな訳でリュックとロッドは置いて、空身で小沢を登り始めた。
時たまあたる水しぶきが冷たく感じた。もう渓魚釣りは禁漁まじかの9月中過ぎ。

暫く登ると..アアこんな所にまで堰堤があるのだな、しかしどうやって資材を運んだのかな?なんて思いながら見上げる。

もうこの先には岩魚は登れないだろうななんて、独り言を言いながら、殆ど水のない堰堤の脇を大岩や枝を掴みながら乗り越えた。
案の定、水はほとんどない。

今日はここまで、沢より少し離れて少し見晴らしの良い筋を下った。

ウン?ハナイグチ?いや違うな?シロヌメリイグチでもないし...?
これらの掛け合わせかな?なんて自分勝手に思い込んでバカチョンカメラに収めてきました。

帰ってから図鑑で調べたら「キノボリイグチ」とすぐに判明。しかも食べられる....。あんなに生えていたのに残念だった事を思い出しました。


時期
  夏〜秋

場所
  カラ松林内の地上

特徴
  中型。傘は赤色で灰色の圧縮した鱗片に覆われ、粘性がある。

  管孔は黄色〜オリーブ褐色。

  柄には粘性のつばをもち、つばより上は黄色、下は赤オリーブ灰色。

  肉は傷つけると淡紅色のちに褐色に変色。

参照:「山渓フィールドブックス10 きのこ」本郷次雄監修、解説


料理
  きのこケンチン汁、味噌汁、鍋物、茹でて冷ましおろし大根で。
  それと佃煮なんかも良いそうです。






ムキタケ

ムキタケ.JPG    ムキタケ 2.JPG
(画像クリックで大きく)
ムキタケ(食)

好きなキノコの一つなんですが、ここ数年は女性や初心者の案内で比較的楽な同じポイントばかり入っていたので、久しくムキタケにお目にかかっていませんでした。

仕方なくホダ木で栽培していた程です。

昨年、チャナメツムタケの沢山出るポイントを案内した時に、我愛妻の籠に小さなムキタケが6っ個程チャナメツムタケに混じって入ってました。

「何処で見つけたの」と聞いたのですが「何処の木だったか解らないけれど、家のと同じだからとりあえず見てもらおうと思って、籠の中に入れておいたのよ」との事。

そんな事を思い出し、チャナメツムタケを採取しながら歩いていると「あったあった」「こんな所だったんだね」と独り言を言いながら採取してきました。

今年は愛妻が食道癌の手術をしたり、長男夫婦にはベビーが生まれたりで殆ど単独行動でした。

「父さん一人で行って面白い?」なんて息子に嫌味を言われたりしましたが、マツタケクリタケ,
シモフリシメジなどの新しいポイントを数箇所見つける事ができました。


地方名
   カワムキ、カタハ、ハドコロ、ノドヤケなど

時期
  10月〜11月下旬

場所
  ブナ、コナラ、ミズナラ、シラカバ、ハンノキなどの広葉樹の倒木、
  切り株、枯れ木などに重生。

特徴
  傘はホボ半径で5〜15センチ、表面は微毛があり淡黄色や褐色。
  傘の表面の皮は指で摘んで引くと剥がれます。

  柄は短く1センチ〜3センチ位で細かなヒダが垂生か直生する。
 
  毒きのこのツキヨタケににていますが、ツキヨタケは基部を
  二つに割ると柄の基部に黒いシミがあり、秋の始め頃に出ます。

  ですが、一緒に出るのもありますから注意して下さい。

参照:「名人が教えるきのこの採り方、食べ方」 家の光協会
         監修:瀬畑雄三

「続きを読む」はムキタケを使ったチョット変わった料理です。
良かったらご覧になって下さい。
  




続きを読む

シロヤマイグチ

シロヤマイグチ(食).JPG シロヤマイグチ 2.JPG (画像クリックで大きく)

シロヤマイグチ(食)

このキノコも8月末、イワナ釣りに出かけチョレイマイタケハナビラタケを見つけてからはイワナ釣りどころではなくなってしまった。

他にチチタケアミハナイグチタマゴタケなども見つけてしまったのですからなおさらです。

登山道を登りつめ、もう少しで林道に到着。

両手はスーパーのビニール袋に入れたハナビラタケやチョレイマイタケでふさがれ、オマケにウェイダーを履いたままでの急勾配の登山道を登るのはかなり厳しい。

息も上がり、ここらで水分補給の小休止。薄めたポカリで喉を潤す。

さあもう少しと5〜6歩踏み出した時に、登山道脇でお疲れ様と言いたげに1本の白いキノコが出ていました。

それがこのキノコでした。

食べられるのは分っているのですが、他のキノコでビニール袋は1杯です。
しかも1本だけなので画像だけにしました。


地方名
   ??????

時期
  夏〜秋

場所
  湿原のカンバの類の付近に発生。

特徴
  傘は径2、5〜7cm、半球形で平開することなく、表面は平滑または
  フェルト状でしばしばしわがあり、ほとんど白色、のち多少灰緑色を
  帯、手で触れると黄変する。湿っているとき粘性がある。

  管孔は初め白色のち灰緑を帯びる。

  柄は5〜12cmX8〜20mm、通常下方がこん棒状にふくら  
  み、表面は白地に細鱗片をつける。

  鱗片は上部では白色、下部では帯褐色、成熟すれば柄の基部は緑  
  色を帯びる。

  肉は白色でしばしば淡帯緑色、柄の基部では緑青色、切断しても  
  ほとんど変色しない。

参照:山渓カラー名鑑「日本のきのこ」















キヌメリガサとコガネヌメリガサ

キヌメリガサ 1.JPG(画像クリックで大きく)
キヌメリガサ(食)

先日、お客様が「先生はキノコ採りが好きだから」とポケット図鑑を買ってきて下さいました。

その図鑑(日本のキノコ262 柳沢まさよし:文一総合出版)をパラパラと目を通すとキヌメリガサとコガネヌメリガサの違いが載ってました。

正直、今までは同じキノコだとばかり思っていました。
コガネヌメリガサ.JPG(画像クリックで大きく)
コガネヌメリガサ(食)

よく見ると、キヌメリガサの傘中央付近には橙色はありませんがコガネヌメリガサのほうは傘中央が橙色になっています。

画像ではチョットボケた風に写ってますが、モットはっきりしていたのもありました。

そお言えば発生場所も違っていたようです。
上のキヌメリガサは唐松帯、下のコガネヌメリガサは赤松帯に出ていました。

いずれにせよ、この黄色く可愛いこのキノコが出ているとなんだか寂しい気持ちになってきます。

終盤のキノコなんですね。

10月19日、唐松帯のハナイグチは大きく開いたハナイグチが殆ど、その中でも負けじと小さな黄色いキノコが沢山出ています。

キヌメリガサです、小さいのはイチミリタケなんて勝手に渾名をつけて「放っておけ〜」
なんて言いながら大き目なのをチョビリチョビリ採取してました。

「もうこの一帯は、お仕舞だな」なんて思っているから、半開きのハナイグチは私には見つからず、長男やオカアチャンばかりが見つけてました。

10月26日の日もそうでした。
雑木混じりの赤松帯は黄色い落ち葉や紅色の落ち葉でジュウタンが敷かれたようでした。
落ち葉.JPG(画像クリックで大きく)
先週、両手一杯採れたシモフリシメジは、落ち葉に隠れて見えなくなったためなのか、まったく採取できませんでした。

時たま、苔むした緑の岩に天辺が橙色の黄色く可愛いこのコガネヌメリガサが出ているくらいでした。

落ち葉を踏みしめる音だけが、静かな森の中を響きわたるようでした。

両方共に沢山採取できますが、なにせ小さいキノコです。
傘にゴミなど付いていたら後処理が大変です。

採取しながら根元は綺麗にカットして、傘表面のゴミなどはあらかじめ取り除いてから、別の入れ物に入れた方が良いかと思います。

地方名でコンキタケと呼ばれています。採取するのも根気、下処理するのも根気ですかね。









PING送信プラス by SEO対策

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。