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シロヤマイグチ

シロヤマイグチ(食).JPG(画像クリックで大きく)

シロヤマイグチ(食)

このキノコも8月末、イワナ釣りに出かけチョレイマイタケハナビラタケを見つけてからはイワナ釣りどころではなくなってしまった。

他にチチタケアミハナイグチタマゴタケなども見つけてしまったのですからなおさらです。

登山道を登りつめ、もう少しで林道に到着。

両手はスーパーのビニール袋に入れたハナビラタケやチョレイマイタケでふさがれ、オマケにウェイダーを履いたままでの急勾配の登山道を登るのはかなり厳しい。

息も上がり、ここらで水分補給の小休止。薄めたポカリで喉を潤す。

さあもう少しと5〜6歩踏み出した時に、登山道脇でお疲れ様と言いたげに1本の白いキノコが出ていました。

それがこのキノコでした。

食べられるのは分っているのですが、他のキノコでビニール袋は1杯です。
しかも1本だけなので画像だけにしました。


時期
  夏〜秋

場所
  湿原のカンバの類の付近に発生。

特徴
  傘は径2、5〜7cm、半球形で平開することなく、表面は平滑  またはフェルト状でしばしばしわがあり、ほとんど白色、のち多  少灰緑色を帯、手で触れると黄変する。湿っているとき粘性があ  る。

  管孔は初め白色のち灰緑を帯びる。

  柄は5〜12cmX8〜20mm、通常下方がこん棒状にふくら  み、表面は白地に細鱗片をつける。
  鱗片は上部では白色、下部では帯褐色、成熟すれば柄の基部は緑  色を帯びる。

  肉は白色でしばしば淡帯緑色、柄の基部では緑青色、切断しても  ほとんど変色しない。

参照:山渓カラー名鑑「日本のきのこ」















キヌメリガサとコガネヌメリガサ

キヌメリガサ 1.JPG(画像クリックで大きく)
キヌメリガサ(食)

先日、お客様が「先生はキノコ採りが好きだから」とポケット図鑑を買ってきて下さいました。

その図鑑(日本のキノコ262 柳沢まさよし:文一総合出版)をパラパラと目を通すとキヌメリガサとコガネヌメリガサの違いが載ってました。

正直、今までは同じキノコだとばかり思っていました。
コガネヌメリガサ.JPG(画像クリックで大きく)
コガネヌメリガサ(食)

よく見ると、キヌメリガサの傘中央付近には橙色はありませんがコガネヌメリガサのほうは傘中央が橙色になっています。

画像ではチョットボケた風に写ってますが、モットはっきりしていたのもありました。

そお言えば発生場所も違っていたようです。
上のキヌメリガサは唐松帯、下のコガネヌメリガサは赤松帯に出ていました。

いずれにせよ、この黄色く可愛いこのキノコが出ているとなんだか寂しい気持ちになってきます。

終盤のキノコなんですね。

10月19日、唐松帯のハナイグチは大きく開いたハナイグチが殆ど、その中でも負けじと小さな黄色いキノコが沢山出ています。

キヌメリガサです、小さいのはイチミリタケなんて勝手に渾名をつけて「放っておけ〜」
なんて言いながら大き目なのをチョビリチョビリ採取してました。

「もうこの一帯は、お仕舞だな」なんて思っているから、半開きのハナイグチは私には見つからず、長男やオカアチャンばかりが見つけてました。

10月26日の日もそうでした。
雑木混じりの赤松帯は黄色い落ち葉や紅色の落ち葉でジュウタンが敷かれたようでした。
落ち葉.JPG(画像クリックで大きく)
先週、両手一杯採れたシモフリシメジは、落ち葉に隠れて見えなくなったためなのか、まったく採取できませんでした。

時たま、苔むした緑の岩に天辺が橙色の黄色く可愛いこのコガネヌメリガサが出ているくらいでした。

落ち葉を踏みしめる音だけが、静かな森の中を響きわたるようでした。

両方共に沢山採取できますが、なにせ小さいキノコです。
傘にゴミなど付いていたら後処理が大変です。

採取しながら根元は綺麗にカットして、傘表面のゴミなどはあらかじめ取り除いてから、別の入れ物に入れた方が良いかと思います。

地方名でコンキタケと呼ばれています。採取するのも根気、下処理するのも根気ですかね。









カラカサタケ

カラカサタケ.JPG(画像クリックで大きく)

カラカサタケ (食、 注意)


9月中旬、いつもならハナイグチの沢山出る場所に入山。

ですが、本命のハナイグチは1本も採取できず。

今年はまだ早いのかな〜なんて思いながらチョット上に登ろうかと、斜面を登っていると、右側の雑木林の中になんだか大きなキノコがニョキニョキ出ているのが見えました。

寄って良く見ると大きなカラカサタケでした。

数日前に「ニギリタケってしている?」と友人の奥さんに言われて「何だそれ、知らないよ」と答えると「エ〜知らないの、天麩羅で食べると美味しいのに...」と言われた事がありました。

長野の別荘脇に毎年出て、それを天麩羅で食べるのが楽しみだそうです。

ニギリタケとメモして早速PCで検索してみました。

これが、カラカサタケの事だったのですね。

カラカサタケの仲間には毒を持つものが多く、このカラカサタケと判別するのは傘を握ってモロク崩れるのは毒だそうです。

握っても崩れないから「ニギリタケ」と言われているようです。
なんだか、もっともらしいですね。

尚、このキノコの幼菌も画像に撮ったのですが、2画像ともボケていてボツにしてしまいました。
ヒョロっとした茎に丸い傘でとても可愛らしかったのですが、残念です。

幾日か前にお客様が、先生にプレゼントといってポケット図鑑を持ってきて下さいました。

今回はこのポケット図鑑を参照して記載してみます。

参照:文一総合出版 日本のキノコ262 柳沢まさよし


夏〜秋。各種林内、草地、竹藪などに発生。大型。

「傘」 径20cmに達する大型種。卵型⇒球形⇒中丘の平らに開く。

    淡褐色の繊維状鱗片に覆われ、さらに破れた表皮が大きな褐色鱗片となり散在する。

「ヒダ」 ほぼ白色、隔生し密。

「柄」 細長く、上下同大で中空。上部に厚いツバがあり、基部は肥大する。

    生長すると褐色の表皮が細鱗片化し、細かいだんだら模様となる。

「肉」 白色で無味無臭。変色性はない。

「食べ方」 汁、焼、揚 生食では有毒。

「注意」 有毒のコカラカサタケ(毒)は、表皮や肉が傷つくと赤変。








フキサクラシメジ

フキサクラシメジ(食).JPG(画像クリックで大きく)
フキサクラシメジ(食)

先日、チャナメツムタケナラタケ狙いで入山。

ナラタケは採取された後で、あるのは皆傘の開いたオバケばかり。

チャナメツムタケは時期が早いのか幼菌がポチリポチリと出ているだけでした。

エイ!ままよとばかりに少し下ってみると、斜面の崩れた場所に大小のキノコが沢山出ていました。(5〜60本)
遠目で見るとオレンジピンク?に見え綺麗で壮観です。

何だろうと思いながら寄って見ると、初めて見るなんだか解らないキノコです。(シメジ系だとは解るのですが)

画像を撮ってから、試しに20本ほど採取。腰籠はズッシリ重くなりました。

帰りに、Yさんのお店に寄って見てもらいましたが、キノコに詳しいYさんでも解らないとの事。

モットモットきのこに詳しいご主人が帰ったら見てもらって、メールで連絡して貰う事にし、2本置いて家に帰ってきました。

翌朝メールを開くと、フキサクラシメジと言って食べられるとの事。

早速、図鑑やPCで検索してみました。

食べられるが、癖があるとか干魚のような臭いがあるとかと出ていました。

早速、オシロイシメジを試食したように塩で茹でてみました。

沸騰してきたあたりから、変な干魚臭が漂います。

この臭いを言っているのだな〜と思いながら我慢して茹でこぼし、水に浸してから軽く搾ってみました。

かなりのヌル(鰻のような)です。

臭いを感じないので、大根オロシ醤油で食べてみました。

一口....。食感はシメジですが....???マズイ。
あの臭いが上顎に吸い付くように残る。

オカアチャンも同時に一口.....、「何ナノこれ、変な臭い?癖が...」
結局これはボツ。

翌々日、懲りずに油を使ったらいいかな?なんて思って、今度は天麩羅にしました。

馬鹿ですね、こんな事したら衣で臭いや癖が封印されてしまうのにね。
一口......。「クワ〜凄い臭いが...」

ならば、山椒の実を沢山入れて佃煮はどうかと思い作ってみました。

一口..。「ウンこれならいけそうだ」ですが数分もしないうちに、あの臭いが上顎に広がってきました。

やっぱり、私達には駄目のようです。

今度見つけたら絶対に採取しません。
そんなキノコでした。

参照:山渓フィールドブックス10 きのこ

秋、針葉樹林内に発生する中〜大型のきのこ。

傘は粘液に覆われ肌色〜肉色を帯び、縁部は内側に巻く。

ひだは淡肉色、疎。

柄は太くて中実、多少肉食を帯び根元は黄色を呈する。

食用になるが、癖のある匂いと多少の苦味がある。



























サクラシメジ

サクラシメジジ.JPG(画像クリックで大きく)

サクラシメジ(食)

このキノコの素晴らしい群落に出合ったのは平成10年9月20日
と「釣り日記」に書いてある。

当時はカメラなど持ち歩いていなかったので画像がないのが残念です。

山梨県K川支流。尺アマゴを釣り、イワナを一挙に大釣りした帰り道でした。

ヤマグチがボッチラボッチラ出ている比較的平坦な森を歩いていると、ピンクっぽい、いやアズキ色の薄い色と言ったほうがいいかな?ボコボコと50本ほど並ぶように出ていました。

サクラシメジだ!思わず駆け寄りました。

群落の美しさと森の美しさに、しばし見とれた覚えがあります。

この時、小型カメラでもあったらいいな〜と思いました。

当時の日記 (現在はダム湖の湖底になってしまった)
当時の日記.JPG(画像クリックで大きく)

こんな事があり、翌年の「釣り日記」からバカチョンカメラで撮った画像をワープロに取り入れ、それを印刷しファイルにして「釣り日記」にしていました。

ですから、画像入りの「釣り日記」になったのはこのサクラシメジのお陰ですね。

昨年、久し振りにこのサクラシメジを2本見つけました。

この時は手の方が先に伸びてしまい、画像を撮りはぐってしまいました。

そして、今年はこの1本だけ。

しかも、この画像を撮っている時に、同じ木の根元の反対側で甥がクロカワ2本見つけました。

もう、あのような群落に合う事はないのかな?


地方名
   ヘイタイキノコ、アカモダシ、ヌノベ、アカンボウ、アカバナ

時期
  9月〜10月

場所
  ブナ、ミズナラ、クヌギなどの広葉樹林内の地上に群生する。

特徴
  傘の直径5〜10cm、時には15cmほどにもなる。

  表面は中央部ほどワイン(ローゼ)色が濃く周辺は淡いサクラ色、
  湿気を帯びると粘性が出る。

  柄の長さは3〜10cm、白色からワイン色でかたくしっかりしている。
  傷がついたりするとワイン色のしみができる。

  列を作って生えることから「兵隊キノコ」ともよばれ、大量に採れるので広く親しまれている。

料理
  少し苦味があるので、塩蔵したものを小出しにして使う。

  すぐに食べる時は米のとぎ汁で湯がくとだいぶ苦味が抜けるので、
  その後、濃い味の煮物や、ごま油をたっぷり使った炒め物で味わう。


参照:小学館 フィルドガイド10 きのこ 菅原光二 著
     
  













ホウキタケ(食)

ホウキタケ.JPG(画像クリックで大きく)

ホウキタケ(食)


このキノコは息子が見つけたホウキタケです。

懐かしいですね、私が小学4年の頃に栃木の山で背負い籠に沢山採った記憶がよみがえります。

今でもあの酒屋兼雑貨屋さんはあるのかな?
(亡父はいつも寄って、ここのおじいちゃんに採って来たキノコを同定して頂いていた)

店の前は小さな沢があり、小ヤマメや沢蟹が沢山いたっけな〜。

ホウキタケが沢山生えていたのは、あそこの裏山だった。

亡父や今は亡き近所のオジサン、親戚のオジサン達とキノコを採りに行ったのですが、みんな殆ど採れずに下山してきた。

酒屋兼雑貨屋さんのおじいちゃんが皆の籠の中を見て「ああ、これなら裏山に沢山生えてるよ、行ってみな」と言うので大人達は色めきたって裏山に行く。

私も後を追う。

暫く登って、あるわあるわ、僅かな時間でこのホウキタケとネズミタケ?(色のベージュグッレーががったホウキタケ)とで背負い籠がズッシリと重く、肩に紐が食い込んで痛くて大人達の後を付いて行くのが大変だった。

お袋が作ってくれるホウキタケのご飯とキノコケンチン汁がとにかく旨いんだ、そんな事を思いながら痛いのを我慢して下山したっけな〜。

もう何十年も行ってないですが、今でも松の混じった雑木の山はそのままあるのかな?ヤマメは今でも棲んでるのかな?なんて思ってしまいました。

参照:小学館 フィールドガイド10きのこ 菅原光二 著


地方名:ハモダシ、ネズミタケ、ヌキウチ、ネッコモダシ、ネズミアシ、ボッコモダシ。

時期
  9月〜10月
場所
  ブナ、ミズナラ、コナラなどの広葉樹やマツの混じる雑木林に群生あるいは散生する。

特徴
  根元は白くて太く、枝は多数に分かれてサンゴ状、枝先は淡紅や肌色。
  高さ、直径ともに10〜20センチほどにも生長する。


注意*ホウキタケの仲間はキホウキタケ やハナホウキタケなどの似たような類が沢山あり、下痢や嘔吐などを起こします。迂闊に手を出さない方が無難です。  







マツタケ

マツタケ.JPG マツタケ 2.JPG (画像クリックで大きく)
マツタケ(食)

キノコの画像を撮り始めてから4年目にしてマツタケを見つけました。

この日は台風の影響で風雨強く、カッパを着ての入山。

それでも森の中に入ってしまえば、雨風の影響は大分違います。

幾日か前から大体の見当をつけておいた場所にいってみました。

土、日に大分人が入山したらしく、シロハツ?やドクベニタケなどが抜かれて放ってあります。

目を凝らしながら登ってみると、ショウゲンジやツガフウセンタケがほつぽつ見つかります。

ジクザクになお登って行くと斜め上に...ウン???マツタケ??。

近くに寄ってみると、苔の間から頭だけ出していました。

「やった〜!」思わず両手を合わせて拝んでしまいました。

採取してから辺りをくまなく探したのですが、これ1本だけでした。

見切りをつけて更に登り、今度は小さいのを一つ見つけて一旦降りてきました。

場所をチョットずらして再び入山すると、またマツタケらしいのが顔を出しています。

「柳の下になにか.....」なんて思いながら寄って見るとオオモミタケでした。

「コリャマダマダいける」なんて思いながら夢中になって探しているうちに方角が解らなくなってしまいました。

馬鹿です。GPSを車の中に置いたまま来てしまったのです。
(最初のマツタケを見つけたときに気がつきました)

しゃがみこんで耳をこらすのですが、風雨で車の通る音も聞こえません。

結局2時間ほど彷徨い歩き、見慣れた場所につきました。
ホットしましたね。

マツタケとオオモミタケ.JPGマツタケとオオモミタケ(画像クリックで大きく)


時期
  初秋から晩秋にかけて採取。

場所
  アカマツ、コメツガ、クロマツ、ゴヨウマツ、ハイマツなどの
  樹木の下に発生。

  輪菌をつくることでよく知られている。

特徴
  傘の径は10〜20センチ(生長すると30センチになる
  ものも)。

  はじめは球形に近い丸山形だが、生長すると開いて扁平になる。

  表面に焦げ茶色の繊維状の模様がある。

  柄は8〜20センチで、ヒダは細かく柄に湾生している。

料理
  ゴミを取り除いてそのまま焼き醤油をたらすつけ焼き、アルミ
  ホイルに包んで蒸し焼き、酒をふった酒蒸し、土瓶蒸し、すき
  焼きなど。

  香りと歯触りを楽しむ料理にする。


参照 「名人が教えるきのこの採り方、食べ方」家の光協会
   監修 瀬畑雄三
  



















シロヌメリイグチ

シロヌメリイグチ2.JPGシロヌメリイグチ 1.JPG(画像クリックで大きく)
シロヌメリイグチ(食)

このキノコを最初に見たのは24、5年前、お気に入りの渓に通い始めたころでした。

林道脇に車を止めて釣り支度をしていると、足元にベージュぽいヌメットしたキノコが沢山出ていました。

また、赤っぽくヌメッとしたのも樵道に沿って沢山出ていました。

当時は低山の広葉樹の下に生えるキノコしか知らなくて、落葉松などの針葉樹付近に生えるキノコはまったく知りませんでした。

ベージュぽくヌメットしたキノコを持って帰り、山と渓谷社の「山の幸、山菜、木の実、きのこ」で調べてみました。

赤くヌメットした感じのはハナイグチ(食)らしいと解ったのですが、ベージュぽくヌメットしたのは記載されていませんでした。

翌日、図書館に行きキノコ図鑑を開いてみてみました。

「あったこれだ、シロヌメリイグチとでている」「どうみても同じだ!間違いない!」「食べられる!」

早速、このキノコ図鑑を借りてきて、1週間毎晩眺めていました。
(あの図鑑名が今だ解りません)

そして、翌週にはロッドをコンビニ袋に変え、靴をウェダーから登山靴にかえて同じ所に行きました。

もちろん、まだ生えていてシロヌメリイグチ、ハナイグチを沢山収穫してきました。

今思えば、この日が私の第2のキノコ狩の始まりだったのです。

このシロヌメリイグチの群落を見ていなかったら、キノコ狩にはまっていなかったかも知れませんね。

今ではあの車置きスペースはアスファルトになり、端にはゴミが貯まって面影はありません。

そうそう、色合いが違いますが似ているのにヌメリイグチ(食)があります。


参照 山渓フィールドブックス10 「きのこ」


時期
  夏〜秋

場所
  カラマツ林内地上に発生する。

特徴
  菌根性で中〜大型。

  傘には著しい粘性があり、色は幼時暗渇色、のち汚白色。

  柄は中実、頂部付近につばをもち、つばより上部は網目
  を有し汚白色、下部は汚白色〜帯褐色で粘性がある。

  食。その名のとおり白っぽい色でぬめりの強いイグチ。




















オシロイシメジ

オシロイシメジ1.JPGオシロイシメジ2.JPG(画像クリックで大きく)
オシロイシメジ (食? 注意 

毎年、夏になると甲斐の渓にイワナ釣りに出かけます。

8月の渓はどうだったかな?と昨年のブログ(かんじ親爺のFF日記)を見ていたら昨年8月27日に「甲斐の渓のきのこ」でオシロイシメジを記していました。

こちらのブログの記事を調べたら、まだ記していなかったので記載しました。

ここの渓は6月頃にはナラタケサケツバタケなどが生え、

7月頃はヌメリスギタケモドキ 8月にはハナイグチヤマイグチ

ハツタケヌメリスギタケ、シロヌメリイグチやこのオシロイシメジが生えます。

ですから昨年などはイワナ釣りに行ったのですが、イワナ釣りでなくてキノコ採りになってしまいました。

さて、このオシロイシメジなんですが、釣り上がった帰りの作業道(廃道)に輪菌を作って所々に出ています。

2箇所もあれば籠一杯になるのは請け合いですね。

(もちろん釣りですから籠は持っていませんが)

でも、親爺の(白いキノコは採るな!)が脳裏をかすめていつも画像だけです。

本によっては食とか注意とか毒と書いてあり訳の解らないキノコですね。

やはり「白いきのこは採るな!」に従った方がよさそうです。

「2009年10月2日追記」
ある方から言われて食べてみました。

塩水で良く湯でこぼしてから、水に晒していただきました。

試食ですから、大根オロシと醤油でしたが、歯ざわり良く市販されているシメジに似た味?でした。
炒めたり、沢山食べなければ鍋でも何でも良さそうです。

但し、真似してお腹壊しても責任は負いませんです。



参照 小学館 フィールドガイド きのこ 菅原光二 著

時期
  9月〜10月
  (この付近は標高1600m位ですから少々早いようです)
場所
  広葉樹や針葉樹の林縁、草地などに群生する。
特徴
  傘の直径2〜6cm、表面は白粉を塗ったように白く、後に淡い
  灰色味を帯びてくる。

  柄の長さは3〜8cm、傘と同色。

  人によっては下痢をすることもあり要注意キノコ。

  塩蔵してから利用するほうがよい。




キイロスッポンタケ

キイロスッポンタケ.JPG キイロスッポンタケ 2.JPG(画像クリックで大きく)

キイロスッポンタケ(食、注意)

7月13日、甲斐の渓にイワナ釣り。

まあまあの釣果、いつもの登山道をヨタヨタ、ゼイゼイしながら登り始める。

息が切れ始め小休止。

ウスピンク白花のアズマシャクナゲが涼しそうに揺れている。

ここから登山道は少しばかり平坦になり、秋にはハナイグチなどが見られる。

そして最後の一登り。

モミや唐松が生え、地は苔むした中を蛇がのたくっているように登山道がある。

重い足を引きずりながら又ヨタヨタと登り始めると苔の合間にオレンジ色のきのこが見える。

ベニテングタケ?と思いリュックを下ろして近寄ってみると、スッポンタケ?でもオレンジ見える。

ハハァ〜これがキイロスッポンタケかぁ。初めてお目見えしました。

画像に収めようと近づくと...?????。

なんともいえない変な匂いだ。

普通の黒っぽいスッポンタケより強烈な臭い.....。

脇にはクレパ(ニオイの素)の付いたのも沢山あった。

食べられるのは知っているのですが、この臭いでは降参です。

画像でお解かりと思いますが、臭い臭いの好きなハエが止まっています。
このキノコと共生してるみたいですね。

左の画像は幼菌なのかな?それともハエがクレパを綺麗に舐めてしまったのかな?

僅かな一帯に柄の垂曲がったを入れると4〜50本ほど生えていました。


参照 山渓フィールドブックス10 きのこ
   本郷次雄/監修・解説 上田俊穂ほか/解説

時期
  梅雨〜夏
場所
  林内の腐朽材上に単生〜群生する中〜大型菌。
特徴
  簡単にいえば、スッポンタケの黄色型だがやや小型。
  かなりまれ。悪臭を放つ。
  托は2〜3組織構造となり、ヒメスッポンタケよりはやや丈夫
  な印象。食。
  








アケボノアワタケ

アケボノアワタケ.JPG(画像クリックで大きく)

アケボノアワタケ(食)

7月6日、オカアチャンとF山へ。

本当は釣りに行きたかったのですが、如何してもF山にキノコを採りに行きたいと言うのでアミタケ狙いで行ってきました。

朝、4時に出発して6時着。

曇りというのに今にも降ってきそうな天気の中、入山。

お目当てのアミタケがポツリポツリと申し訳なさそうに出ています。

「パパ〜大きなドクキノコ見たいのがあるよ〜」の声に行ってみると、アケボノアワタケが2本綺麗に並んで生えていました。

「アケボノアワタケと言って食べられるよ」と教えて上げる。

「でも、食べた事ないけれどね」

「もっとも、オカアチャンはこの時期に来た事ないから初めてだもんね」

なんて言いながらデジカメを出し画像に収めようとしたら画面が真っ暗。
ですからこの画像は昨年のです。

その後、6本ほど採取。

タマゴタケショウゲンジなども採取した頃には雨が激しく降り始めて来ました。

弱まりそうもないので10時半頃、F山を後にしました。

このキノコ、今まで食べてみた事がなかったのですが、(食べられるよとも言われていた)この時期キノコの採取が少ないと思い、枯れ木も山の賑わい感覚で採取してきたのです。

一応、傘裏のスポンジは取って他のキノコと一緒にキノコケンチンにして食べてみました。

ヤマイグチよりヌメリあり、歯ごたえもあり、しっかりした感じで中々でした。

今度は単品で食べてみようと思っています。


時期
  夏〜秋
場所
  松の混じった広葉樹の地上に発生。
特徴
  傘の径5〜15センチ、赤みを帯びた褐色(サツマ色?)

  孔口は白〜ピンクががった白

  柄は傘の色と同じで入り組んだ白色の条紋があります。

  基部は黄色です。
  
  








オオシャグマタケ(毒)

オオシャグマタケ(毒).JPG(画像クリックで大きく)

オオシャグマタケ(毒)

6月22日:甲斐の渓、源流にイワナ釣りに出かけ、大物をバラシて釣りをする気力がなくなりました。

後続の餌釣り4人組みに後は任せて、釣りの邪魔にならない様に私は森の中へ入りました。

9月中頃にはハナイグチや色んなキノコが出るのですが、梅雨のこの時期にはどんなキノコが出ているのか知りたかった気持ちも半分ありました。

森に分け入って直ぐに目に入ったのがこのキノコ、オオシャグマタケでした。

記念といった訳ではないのですが、私のきのこアルバムには無いようなので画像に収めました。
(このキノコはここより上の枯れ沢に沢山群生しますが、気味が悪い感じがするので画像に収めていなかったからです)

食べられると言われる方もおりますが、見ためがグロなので臆病な私は食べた事がありません。

それに、図鑑などを見ると皆、毒と書いてあります。

その後、気の早いヤマイグチを見つけ林道に出てからは脇に群生していたヌメリスギタケモドキを採取して車に戻りました。


参照:
フィールドベスト図鑑 「日本の毒きのこ」監修:長沢栄史


春に亜高山帯の針葉樹林内または牧草地の木の切り株の周りや、埋もれた材の上に発生する。
きのこは大型で脳状の頭部と柄からなる。
頭部は球状または不規則形に丸まり、著しい凹凸やしわがある脳みそ状となる。頭部の表面は平滑で黄土褐色〜赤褐色。柄は太く、円柱状で浅い縦じわがあり、黄褐色〜肌色、下部に向って太くなり、内部は空洞となる。
生の時、肉質はもろい。
胞子は子嚢の中につくられ、楕円形、表面は網目模様で、両端にくちばし状突起ある。
発生はまれ。
シャグマアミガサタケに類似するが、顕微鏡で観察すれば、本種の胞子は表面に網目模様がありまた両端に突起があることで、容易に区別することができる。

毒成分:ジロミトミン
中毒症状:毒成分としてジロミトリンを含みことから、ヒドラジン中毒症状を示すと思われる。


と書かれています。

私は食べない方が良いと思います。






















モリノカレバタケ

モリノカレバタケ.JPG(画像クリックで大きく)
モリノカレバタケ(食)

6月8日/二日酔いで朝起きられずに,予定していた釣りは諦めたと言うより行けなかった。

昼過ぎ諦めきれずに奥多摩に出かけてみました。

現場に近づくに従い雷、大粒の雨。

今日はついていないと自分に言いかせ入渓するも、雨に叩かれフライは沈んでしまう。

「ダメダコリャ」で退散。

いつも気になっていた(きのこの出そうな)峠に行ってみました。

なんだか感じが良いぞ〜!早速登山靴、カッパを着込んで登り始める。

肩付近になり林からチラホラ灰色の空が見え始めた頃、足元には沢山のモリノカレバタケが生えていました。

普段は気にもとめない小さなキノコなんですが、きのこの少ない時期なので画像に収めてきました。

そして時期の早いアミタケも数本見つけ、オマケになんだか解らないキノコも出てました。

なんだか解らないキノコ(画像クリックで大きく)
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しっかりした美味しそうなキノコです。

何方か解る方がおりましたら、ご一報下さい。

大体の感じがつかめたので(傾斜が急すぎてオカアチャンには無理)
次の峠に行ってみました。

登山道が整備されてとても歩きやすいのですが、コレジャきのこ採りには無理か〜なんて思いながら歩いていると、倒木に老菌のシイタケ3本を見つけました。

4時近くなったので、アタリハズレが多いだろうなんて思いながら引き返してきました。

時期
  6〜10月

場所
  人里から低山帯までクヌギ、トチ、ブナ、ミズナラなどの雑木林内に降り積もった落ち葉上に生える。
菌輪を作って群生する様は見事。
 
特徴
  傘の直径2〜5cm、表面はなめらかで淡黄土色からくすんだ橙黄色。
柄は長さ3〜6cmで中空、傘と同色。

  エセオリミキやアマタケなどモリノカレバタケの仲間は、「雑きのこ」などと呼んで目もくれない。

たしかに、歯切れが良いくらいで風味は乏しい。

しかし、癖のないあっさりした味は万能形で、知っておくとお目当てのキノコが採れない時のつなぎになり、結構重宝するものだ。

料理 
  味噌汁、鍋物の具、小エビや野菜を混ぜたかき揚げが美味。

参照:小学館「フィールドガイド10きのこ」菅原光二 著











ナカグロモリノカサ(毒)

ナカグロモリノカサ(毒).jpgナカグロモリノカサ傘裏.jpg (画像クリックで大きく)

ナカグロモリノカサ(毒)

この画像は平成19年7月9日に上州、気になっていた渓に行った時に写しました。
確か蒸暑くてボサ多く蜘蛛巣も多かった。

詳しくは「かんじ親爺のFF日記」に記載してあります。

下から結構つめて行き、釣った岩魚の画像を撮ろうとした時に逃げられてしまった。この渓ではこれ一匹だった。

白樺林が出てきた2又になった所に、大きなキノコ4本が見えた。

シメジかな?と思って近づいて見ると、「ナンジャコリャ?」名前の知らないこのキノコでした。
正直このキノコを見たのは初めてでした。

傘の赤いシミが薄気味悪くこんなの食べられないやと、きっと毒キノコだろうと思いながら傘裏の画像も撮りました。

翌日、図鑑で調べてこのキノコがナカグロモリノカサ(毒)と解りました。
そして、かんじ親爺のブログに書き込んだ次第です。

その後、本日までこの画像はお蔵入りになっていました。

「日本の毒きのこ」フィールドベスト図鑑

を見ていたら、そお言えばナカグロモリノカサの画像がどこかに入っていたなと思い、探して本日の記載となりました。

この図鑑によりますと

夏〜秋、色々な林内の地上や草地、また路傍などに散生〜群生する。

幼菌時は初め半球型で、成熟するとしだいに平らに開く。

表面は帯灰褐色〜黒褐色の繊維状の鱗片に覆われ、地肌はくすんだ白色で、絹状の光沢があるが、中央部につやがなく、灰褐色から黒褐色で鱗片は目立たない。

傷つくと赤褐色に変色する。

ひだは密で柄に離生し、色は変化が大きく、最初は白色であるが成長につれ淡肉色となり、やがてチョコレート色になる。

肉は白色で雨に打たれると赤みを帯びる。

柄は白色で絹状光沢がある。

基部は膨らみ、傷つけると黄変する。

つばは白色で下面は綿くず状。

ヨードホルムのような強いにおいがある。

中毒症状
    腹痛、下痢などの胃腸系の中毒をおこす。









ネズミシメジ(毒)

ネズミシメジ2.JPGシモフリシメジ、2.JPG(画像クリックで大きく)
ネズミシメジ(毒)          シモフリシメジ(食)

昨年10月中過ぎF山に美女軍団を連れてきのこ狩りに行きました。

お目当てはシメジの中でも美味しいと言われるシモフリシメジです。

でもこの時期までシモフリシメジにチョット似ているネズミシメジ(毒)も発生しているから注意しなければいけません。
シモフリシメジとネズミシメジの違いを説明しようと思ってネズミシメジを探すのですが、中々見つかりません。

仕方なく、シモフリシメジの特徴を説明して探してもらいました。

美女軍団もそれなりにシモフリシメジナラタケ、ヌメリササタケなどを見つけては黄色い歓声を上げています

第1ラウンドを終えて全員のキノコをチェック。

心配していたネズミシメジは混じっていませんでした。

第2ラウンドに入ってやっとネズミシメジが見つかり、全員を集めて一応の説明を致しました。
(ハイイロトンガリ頭のカサウラクキ、シロイ)
皆はネズミシメジの特徴よりシモフリシメジの特徴の方は良く理解しているようですが、こんなの食べたら死んでしまうよと脅かしたら真剣な眼で見ていました。

幸いに最終チェックでもネズミシメジは混じっていませんでした。



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